トンキニーズ 猫種

美しい被毛を持つトンキニーズってどんな猫?飼いにくいとされる3つの理由

シャムとバーミーズの交配によって誕生したトンキニーズという猫をご存じですか?

美しく、バリエーション豊かな毛色と毛柄は彼らならではの魅力で、決してマイナーではありませんが、日本でも一定の人気、知名度があります。

今回は、そんなトンキニーズの性格や被毛の色や柄の種類、一般的に飼いにくいとされている理由についてまとめました。


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トンキニーズの特徴

トンキニーズは、シャム猫とバーミーズの交配の結果、新たな猫種として誕生しました。

シャム猫とバーミーズの交配は、1950年代からアメリカとカナダで活発に行われていた歴史がありますが、1974年にカナダで認定され、1979年にはアメリカに本部があるCFAと、猫の血統登録団体として有名なTICAに登録されました。

様々なカラーと毛質がトンキニーズとして認められているのは、有志による根気強いブリーディングのおかげと言っても過言ではありません。

正式登録をきっかけにトンキニーズの血統を守る動きが高まり、1984年頃からはトンキニーズの純血種同士の交配が進み、品種としての特徴が明確になります。

エキゾチックな雰囲気と光沢のある美しい被毛でショーにもよく出ているものの、純血種として固定した影響からか、世界的に登録数が減少傾向にあります。

トンキニーズの見た目はシャム猫に近いですが、そこにバーミーズの柔らかい雰囲気も加わっています。

純血のシャム猫がシャープな体形であるのに対して、トンキニーズはやや丸みを帯びているのが特徴ですが、猫をよく知らない人だと、「シャム猫?」と思ってしまうほどの顔をしています。

そもそも、交配の相手であったバーミーズもシャム猫からの系譜で、全体においてシャム猫の色が濃くなるのはごく当たり前の事とも言えます。

トンキニーズは飼いにくい?


魅力もあるトンキニーズですが、数ある猫の中では飼いにくいと言われることも少なくありません。
飼いにくいとされる理由は主に以下のようなものが挙げられます。

・うるさい ・寒さに弱い ・ブラッシングの手間

順に見ていきましょう。

鳴き声がうるさい

鳴き声のボリュームこそ平均的ですが、陽気で遊びたがる性格からか、構ってもらうために鳴くことがあります。

よく騒ぎ、よく動くという感じで、家族や他のペットに注目されたい時には大きな声で鳴くのです。

猫を初めて飼う方や、静かさを求めて猫を選ぶ方は注意しておいた方がいいかもしれません。
コミュニケーションとしてよく鳴くものの、祖先であるシャム猫に比べれば、まだ静かな方に分類されます。

寒さに弱い

トンキニーズは東南アジアに由来する猫種ゆえ、寒さには弱いです。

暖房が必要なほどの気候を想定されていないシングルコートなため、飼っている部屋では留守中も一定以上の温度を保ってあげることが重要になります。

あまり暑くしても体調を崩す恐れがあるので、少し暖かめの温度で設定しておくことをおすすめします。

こたつなどの床に置く暖房器具はトンキニーズが動き回っている拍子にぶつかって事故になりかねないため、天井近くの壁に設置する空調機器を使用するべきです。

ブラッシング

抜け毛は少ないものの、被毛の光沢や艶を維持するためにブラッシングが必須です。

1日1回、短時間のブラッシングで十分なので、スキンシップを兼ねて全体的にやってあげましょう。
もしもブラッシングを嫌がる場合は、少しずつ許容範囲を広げていくのが有効です。

美しい被毛は大掛かりなケアが必須とされることも多いですが、トンキニーズはあくまで短毛種なので、日々のケアにそこまで神経をすり減らすことはありません。

トンキニーズの性格

トンキニーズは、とても賢い猫です。

最低限必要なトイレなどの躾はすぐに覚えますし、好奇心旺盛でキャットタワーがあると運動会のごとく立体的に動き回ります。

すぐに新しいものに興味を持つので、誤飲につながる小さな物体はできるだけ片付けておくことが必要です。
賢いゆえに飼い主の興味を引くための悪戯をすることもあるから、過剰に怒らずに気長に付き合っていきましょう。

飼い主が忙しくて無視した場合、繰り返しちょっかいを出してくるのも、トンキニーズの特徴です。

玩具を与えると、息が上がるまでひたすらに遊び続けることもよくあります。
自分から積極的に他の人間やペットに関係していくため、先住猫や犬とも仲良くなることができる種でもあります。

被毛の特徴

柔らかく触り心地が良い被毛で、高級品であるミンクの毛皮に例えられることもしばしば。

シルクのように輝き、被毛の感触も楽しめるとあって、猫愛好家やプロのブリーダーの間で非常に評価が高いのもトンキニーズならでは。

短毛種で抜け毛はあまり目立たないものの、ブラッシングでこまめに排除して、床で滑らないように掃除しておく必要があります。

被毛の美しさからキャットショーの常連になっており、コンパニオンキャットとも呼ばれているバーミーズの流れを汲んでいるのも納得のレベルの高さです。

毛色の種類

トンキニーズの魅力の一つが、豊富な毛色の種類です。

ミディアムブラウンに濃いブラウンがアクセントで混ざっている『ナチュラル』、コーヒーを彷彿とさせるブラウンにミディアムブラウンが混ざった『シャンパン』の2つが、基本的な毛色となっています。

他にもスレートブルーによる『ブルー』、銀色にも近いグレーという神秘的な『プラチナ』といったカラーもあり、他の猫種ではなかなか見られない毛色です。

稀に鮮やかな茶色のチョコレート、ブルーグレー、ライラックといった色の個体もいますが、こちらは非常に珍しく、販売されていても高額となっています。

また、トンキニーズの被毛は3つの毛柄でも分類され、毛色がほぼ均一の「ミンク」、ポイントカラーがやや強めの「ソリッド」、全体がオフホワイトの「ポインテッド」です。

トンキニーズの個体を表現する場合には、例えばプラチナ(毛色)+ミンク(毛柄)=プラチナミンクと組み合わせます。

まとめ

トンキニーズという猫の特徴についてまとめ
ます。

ポイント

・賢い
・友好的な性格
・美しい被毛
・毛色がバリエーション豊か

トンキニーズならではの特徴も明確で、魅力も沢山あるにも関わらず、一般的にマイナーかつ希少な猫から抜け出せないのは、飼育の難しさが大きな要因になっているともいえます。

ポイント

・うるさい
・寒さに弱い
・ブラッシングの手間

ですが、近年は諸外国での知名度が上昇傾向で日本国内でも比較的、子猫の価格が安定し、以前と比べると、飼いやすくなってきました。
多くの方に、彼らが持つ美しい被毛が知れ渡る日もそう遠くないかもしれません。

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