飼いやすい猫の種類ランキング~初心者、一人暮らしでも飼えます

飼いやすい猫の種類ランキング~初心者、一人暮らしでも飼えます


猫の種類も以前に比べると多様化しました。

ペットショップに並ぶ子猫のバリエーションも広がり、「どんな子が良いんだろう」という悩みの声も聞かれるようになりました。

猫も種類ごとで魅力や特徴は異なりますし、好みもあるでしょう。
どの子を選ぶかは自由なのですが、選ぶポイントに入れてほしいのが飼いやすい猫です。

特に初めて猫を飼う初心者、一人暮らしで留守の時間が長い方にとっては、この「飼いやすさ」は必ず候補に入れるべきでして、
ここを除外して選んでしまうと、場合によっては、猫、飼い主にとって不幸なことになる可能性も出てきます。

そういった事がないよう、今回はペットショップで働く私、ひなが、どの種類の猫が飼いやすいのかを総合的に判断し、ランキング形式で紹介しています。

飼いやすい猫を探していたり、初めて猫を飼う人は是非とも参考にしてみてください。

飼いやすい猫の基準


飼いやすい猫の種類を紹介する前に、その基準について見ておきましょう。

・性格が大人しい
・自立している
・鳴き声が穏やか
・身体が丈夫
・抜け毛が少ない
・身体が小さめ

より多く当てはまっていれば、飼いやすい猫といえます。
それぞれの詳細は下記で書いているので、こちらも参考にしてください。

関連記事:飼いやすい猫とはどんな猫?オススメの種類をご紹介!

このように基準は大きく6つに分かれていますが、飼いやすさのポイント、優先順位は人によって異なります

戸建てにお住まいならば、鳴き声に関して、おおらかな目で見ることができますし、
いつも家にいる等して、四六時中、猫のお世話をするのも苦でないのならば、性格的に自立していなくても問題にならないでしょう。

単純に下記で紹介している、ランキング上位の子を選んでも構わないのですが、それと同時に、住環境と照らし合わせて、自身に合った子を選ぶことで失敗する確率もグンと減ります。

それでは飼いやすい猫の種類を見ていきます。
あなたにピッタリの子を見つけてください。

追記:
逆に飼育が難しい猫の基準と、それに該当する飼いにくい猫に関して、以下の記事で紹介しています。

関連記事:初心者は飼育が難しい?飼いにくい猫ランキング
特に1位と2位の猫を飼おうと考えているならば、本当に無理なく飼育できるのかどうか、再検討する余地があるかもしれません。

1位 スコティッシュフォールド


スコティッシュフォールドは、まんまるの目に折れ曲がった耳が特徴のとても人気の高い猫です。
ふわふわとした毛並みとふっくらとした体つきが愛らしく、SNSやテレビなどでその姿を見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

体つきは丈夫でしっかりとしていて、「スコ座り」と呼ばれる腰を抜かしたような座り方をすることでも有名です。

スコティッシュフォールドの性格は、とても温厚で家庭向きで、飼いやすい猫の条件としてあげた「性格が大人しい」にもピッタリあてはまります。
加えて、懐っこくフレンドリーな性格をしているので、初めて猫を飼う方やお子さんがいる家庭にもおすすめです。

甘えん坊な一面も持ち合わせているため、遊んでほしいときには自分からすり寄ってきたり、飼い主さんの膝の上に登ってきたりなど、かわいらしい姿をたくさん見せてくれるでしょう。

また、好奇心旺盛で遊び好きなので、寄り添うだけではなく、おもちゃを使って家族と遊ぶことも大好きです。

おっとりとした性格のため環境の変化にもあまり動じません。

飼いやすい猫の条件に含まれる「鳴き声が穏やか」にも当てはまり、比較的イタズラも少ないことから、集合住宅で一人暮らしをされている方や、お留守番が多いご家庭でも安心して飼うことができる猫といえます。

スコティッシュフォールドの飼育で気を付けたいこと


スコティッシュフォールドには、骨格の障害である「遺伝性骨形成異常症」という病気を先天的に発症しやすい傾向があります。
この病気を発症すると、骨や間接に痛みを伴い、ひどくなると歩くことも難しくなる場合があります。

予防としては、フローリングなどの滑りやすい場所にカーペットを敷いたり、体に負担となる激しい運動はできるだけ避けるようにしましょう。

他にも、スコティッシュフォールドの特徴である折れ耳は、立ち耳の猫に比べて耳垢がたまりやすい傾向にあります。
そのため、週に一度の頻度で耳掃除をするようにしてください。

また、ふわふわとした柔らかい毛並みは毛玉ができやすいので、スキンシップの一環としてこまめなブラッシングを心掛けましょう。

スコティッシュフォールドはこんな人におすすめ

・初めて猫を飼う
・一人暮らし
・マンション・アパート暮らし
・猫と沢山、触れあいたい
・大人しい子がいい
・日々のブラッシングが苦にならない

スコティッシュフォールドは落ち着いた性格の持ち主で、加えて鳴き声も静かなので、一人暮らしの方にもってこいの猫です。

個人的な話で恐縮ですが、猫選びで迷っているお客さんに薦めることが多いのが、このスコティッシュフォールドでもあります。
とにかく可愛く、万人受けするので、「猫を飼いたいけれど、特にこだわりはない」という方にもオススメです。

ただし、毛玉対策のブラッシング、折れ耳であるが故の耳のケアは必須です。

初めて猫を飼う人で、耳掃除が苦手という方もいますが、その場合、子猫の頃から定期的に病院に連れていくことになります。
その辺りに時間が割けるかどうかが飼育のポイントとなります。

2位 アメリカンショートヘアー


アメリカンショートヘアーは、可愛い見た目から想像がつきませんが、本来ネズミ退治に活躍していた猫です。
そのため、運動能力が高くとても活発で、動くものを追いかけるのが好きな習性があります。

運動能力を活かすしっかりとした筋肉質の体つきは「身体が丈夫」にしっかりと当てはまり、抜群のジャンプ力も魅力的な猫です。

そっと寄り添うというよりは、活発な姿を見たい、猫とたくさん一緒に遊びたいという飼い主さんにおすすめです。

他の動物に対しても上手に接することができるので、他のペットがいるご家庭でも飼いやすく、人見知りも少ないためお客さんが多いご家庭でも問題なく飼うことができます。

アメリカンショートヘアーはとても賢く、飼い主の言うことをしっかりと理解しようとする性格で、懐きやすく、性格も穏やか。
しつけのしやすい猫として、初めて猫を飼う方にもおすすめできます。

その賢さから、飼い主さんを呼ぶ時など以外には無駄に鳴くことが少ないく、「鳴き声が穏やか」にも当てはまる猫といえます。

アメリカンショートヘアーの飼育で気を付けたいこと

アメリカンショートヘアーは活発で筋肉量が多いため、運動不足になると太りやすくなる傾向があります。
肥満は色々な病気の原因になってしまうため予防が必要です。

肥満は食事のバランスや運動量など、普段から気を付けていれば予防することはそれほど難しくありません。

また、運動量が足りていないとストレスを感じやすくなるため、部屋にキャットタワーを設置したり、おもちゃを用意するなど、お留守番の時間でも一人で遊んでいられる工夫を行うといいでしょう。

もちろん、飼い主さんと一緒に遊ぶ時間もしっかり設けるようにしてあげてください。

アメリカンショートヘアーは短毛ですが、ダブルコートと呼ばれる二重構造の被毛をしています。
換毛期と呼ばれる季節の変わり目にはとても抜け毛が増えるため、こまめなお手入れが必要になります。

アメリカンショートヘアーはこんな人にオススメ

・初めて猫を飼う
・一人暮らし
・猫と沢山、触れあいたい
・被毛のケアが苦にならない
・餌の調整が苦にならない
・元気で活発な子がいい

逆にのんびりした子や、横で静かに寄り添って欲しいならば、ラグドールなどの大型の大人しい子がオススメです。

また、前述のとおり鳴き声は静かですが、抜群のジャンプ力が故にマンションの下の住人から苦情が来たという話も何度か耳にしたことがあります。
走り回るのが大好きな猫でもあるので、足音対策をしなければならないこともあります。

3位 マンチカン


マンチカンは、ダックスフントのように足が短いのが特徴の猫です。
しかし、足の短いマンチカンが生まれる確率は2割程度ととても少なく、足の短いマンチカンはとっても貴重な猫といえます。

マンチカンの被毛の色はバリエーション豊かで、全く同じ柄のマンチカンは存在しないとまでいわれているため、自分の猫だけのかわいらしさを楽しむことができます。

また、体重は2㎏~4㎏ほどと身体が小さく、短い足で飼い主さんの後をついて回る姿はかわいらしいの一言に尽きます。

性格はとても穏やかで、飼いやすい猫の条件に挙げられている「大人しい性格」に当てはまります。
人にも懐きやすく優しい性格をしているので、お子さまや他のペットを飼っているご家庭にもおすすめ。

好奇心旺盛で遊ぶことが大好きですが、体重が軽いので足音もさほど気にならず、マンションや集合住宅でも飼うことができます。

マンチカンの飼育で気を付けたいこと


特徴としてあげられているように、マンチカンは足が短いため高い場所からの上り下りは苦手です。
無理なジャンプで足や関節に負担をかけないよう、キャットタワーの高さを調節するなどの工夫が必要です。

また、短い足で身体を支えるため、椎間板ヘルニアなどの病気になりやすい傾向があります。
体への負担を減らすために、体重管理をしっかりと行い肥満にならないよう心がけましょう。

穏やかな性格ながら、その反面臆病な面も持ち合わせているため、あまり厳しいしつけはストレスになる恐れがあります。

ストレスから体調を崩してしまわないよう体調の変化には十分注意し、お留守番が多いご家庭では飼い主さんがいない間に遊べるようなおもちゃを用意してあげるといいでしょう。

マンチカンはこんな人にオススメ

・一人暮らし
・マンション・アパート暮らし
・小型種が好き
・非力な女性やお年寄り
・体調管理ができる

飼いやすい猫であることには間違いありませんが、足が短い子の場合、運動能力はかなり低く、イスから落ちただけで思いもよらない怪我をすることがあります。

普段、何気なく置いてある物が原因で怪我をすることもあるので、猫のために常に気を配れる人の方が飼育に向いています。

短足のマンチカンというのは、もうそれだけで可愛い存在なのですが、反面、怪我が多いということも覚えておいた方がいいかもしれません。

また、近年、ペット保険が注目されていますが、加入している猫の品種No1はこのマンチカンだったりもします。

関連記事:猫はペット保険に入るべき!いかに必要か、メリットとデメリットを挙げて解説します。

4位 混血種(ミックス猫)・雑種


飼いやすい猫4位は混血種、雑種です。
純粋な猫種ではありませんが、飼いやすさという意味では上位に位置します。

混血種とは、純血種同士をかけあわせた猫のことをいい、最近ではミックス猫とも呼ばれ、人気が出つつあります。

雑種と混血種の違い
混血種というのは「ペルシャ×アメリカンショートヘアー」や、「スコティッシュフォールド×ノルウェージャン・フォレスト・キャット」など両親の種類が明確にわかっている猫になります。それに対し、雑種は「純血種と混血種」や「混血種同士のかけあわせ」など、両親の種類が不明で、さまざまな品種の血筋がまざりあって生まれた猫を表します。日本の野良猫のほとんどが雑種にあたります。本来、雑種というのは、「純血種ではない猫」のことで、2種類の猫から生まれているという意味では、混血種と同じです。
ですが、混血種・ミックスが一般的に認められてペットショップに並ぶようになって以降は、明確に雑種とは別の存在として認識されるようになりました。

このように、考え方こそ異なりますが、混血種、雑種両者は飼いやすさのポイントはよく似ており、猫種特有の遺伝性疾患のリスクが極端に低く、病気に強く長生きの傾向があります。

これは飼いやすい猫の条件に含まれる「身体が丈夫」に当てはまります。

日本国内でも15~20年生きる子が増えてきましたが、彼らの多くが雑種で、子猫の頃から病院で診てもらう頻度も少なく、時間、経済的負担がそこまでありませんす。

また、外見に関しても、被毛のタイプやカラー等、多種多様なので、世界に1匹だけの自分の猫が欲しい方にもおすすめです。

混血種(ミックス猫)・雑種の飼育で気を付けたいこと

混血種、雑種ともに、異なる猫同士をかけあわせているため、外見の特徴や気質など、どんな風になるかは成長してみないとわからない部分があります。

どちらに似るか分からないですし、親猫の種類が分かっていない雑種の場合は特に顕著で、成長してどんな子になるのか、見た目、性格ともに見当も尽きません。

なので、明確に「こんな猫が欲しいな」と考えているならば、純粋な猫種で選んだ方がいいかと思います。

混血種の中でも、例えばミヌエット、スクーカムあたりは団体によっては正式な品種として認められていますし、ある程度、成長した後の特徴は定まっています。

関連記事:新種のミックス猫、ミヌエット(ナポレオン)ってどんな猫?

純血種であっても体つきや性格には個体差がありますし、猫の気質は飼育環境によるものが多く影響するといわれていますが、混血種や雑種はその比ではありません。

混血種・雑種はこんな人にオススメ

・丈夫な子がいい
・長生きしてもらいたい
・猫の好みは特にない
・唯一無二の子が欲しい

「病気もなく、とにかく健康で長生きしてほしい」
これだけを考えるならば、圧倒的に雑種がおすすめです。

実際、純血種と比べても、病院のお世話になる頻度が全く違いますし、全体的に寿命も長い傾向があります。

この身体が丈夫というのは、初めて猫を飼う人にとっては大変、有り難く、重視すべきポイントの一つでもあります。

初心者だと、健康面で急なアクシデントに遭遇した時、適切な処置や対処が難しいですし、日頃の変化にもなかなか気づきにくいです。

純猫種にリスクがある遺伝性疾患の中には、日々の変化を察知し、速やかな対応が求められることもありますが、その心配がほぼないというのは、それだけで大きな長所となります。

だからといって、普段のお世話を疎かにしていいわけではありません。

普段の餌の内容や種類に気を配ったり、体調管理であったり体調面で変化がないか等は必要不可欠で、
これらをしっかりしてあげれば、「純血種よりも長生きしてくれる可能性がかなり高くなる」と考えていただければと思います。

5位 ブリティッシュショートヘアー


ブリティッシュショートヘアーは、がっしりとした体格と真ん丸の顔が特徴的な猫で、「不思議の国のアリス」のチェシャ猫のモデルとしても有名です。

性格としては、飼い主について回るよりは、一人を好むクールなタイプ。
これは飼いやすい猫の条件に含まれる「自立している」にあてはまります。

穏やかでマイペースな性格をしているため、お留守番が多くてもさほど気にしません。
ですが、実は甘えん坊な一面もあるため、向こうから寄り添ってきた際にはぜひ優しく撫でてあげてください。

時に一人、時に飼い主に寄ってくる。

これだけを見れば、気分屋なようにも思えますが、このギャップこそがブリティッシュショートヘアーの魅力の一つともいえます。

また、身体は、がっしりした筋肉質で活発です。
運動量を必要とするため、キャットタワーを設置したり、家具を階段状にするなど、お留守番中でも運動ができる工夫をしてあげてください。

ブリティッシュショートヘアーの飼育で気を付けたいこと

ブリティッシュショートヘアーはマイペースで一人を好むため、構いすぎは厳禁です。
無理に抱っこをして捕まえようとすると、ストレスを与える原因になってしまいます。

そのため、小さなお子様のいる家庭や、猫とたくさん遊びたい、常に触れ合いたいというご家庭には少し不向きかもしれません。
飼う際には、ブリティッシュショートヘアーの様子を見ながら、適切な距離感を保って接してあげてください。

また、筋肉質の体つきは運動不足になると太りやすくなってしまうため、体重管理や適度な運動を心がけましょう。

特徴的なグレーの美しい被毛は、二重構造のダブルコートです。

捕まることが苦手なブリティッシュショートヘアーにお手入れをするのは大変かもしれませんが、換毛期には抜け毛が増えるため、子供の頃からスキンシップの一環としてこまめにブラッシングをするようにしてください。

ブリティッシュショートヘアーはこんな人にオススメ

・初めて猫を飼う
・一人暮らし
・適度な関係でいたい
・戸建て住まい
・被毛のケアが苦にならない

ブリティッシュショートヘアーは飼い主との距離感を重視している猫なので、大人数のご家庭で飼うというよりも、一人暮らしの方が適しています

性格的に自立し、自分一人の時間も好むので、お留守番の時間というのは、このブリティッシュショートヘアーにとっては好都合ともいえます。

ですが、被毛のケアは必須です。

時に換毛期は抜け毛が非常に多くなるので、一人暮らしで飼育に割く時間が少なくても、きっちりとブラッシングをしてあげられるかどうかが飼育のポイントとなります。

6位 ロシアンブルー


ロシアンブルーは楕円形のエメラルドグリーンの瞳と、ピンと立った耳が特徴の猫です。

口角があがって微笑んでいるように見える口元は、「ロシアンスマイル」と呼ばれ、静観な顔つきとグレーの被毛が美しい猫としても有名です。

その性格は猫らしくマイペースで、飼いやすい猫の条件として挙げられている、「自立している」に当てはまります。
べたべたするよりは、自分の遊びたい時にそっとアピールをしてくるようないじらしいタイプです。

飼い主に従順で、1対1で信頼関係を築こうとするロシアンブルーは、飼い主さんの姿が見える位置にそっと陣取り、さりげなく愛情を示してくれます。
そのため、単身のご家庭や、他のペットがいないご家庭のとの相性が抜群です。

ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」と呼ばれるほど、ほとんど鳴くことがないため、マンションや集合住宅に住んでいるご家庭でも安心して飼うことができます。

ロシアンブルーの飼育で気を付けたいこと


ロシアンブルーは繊細な一面を持ち合わせているため、大きな音や騒音をとても嫌います。
マンションなどで飼う際には、道路沿いのお部屋や線路沿いなどは避けてあげるといいでしょう。

また、香りの変化や模様替えなどの環境の変化にもストレスを感じやすいため、できるだけ生活環境は変化させないようにしてあげてください。

ストレスを感じやすいロシアンブルーには、自分の居場所が必要です。
キャットタワーやハウスなど、気持ちを落ち着けてゆっくりできる場所を作ってあげるようにしましょう。

また、とても賢いが故、繊細な部分を持っており、一度、怖い思いをするとその後も警戒心を抱き続けてしまいます。
しつけなどをする際には、きつくしかるのではなく穏やかにほめながら行ってください。

ロシアンブルーはこんな人にオススメ

・一人暮らし
・マンション住まい
・猫のペースに合わせられる
・適度な関係でいたい
・猫のことがある程度わかる
・猫の飼育経験がある

ロシアンブルーは気まぐれといいますか、とにかく猫らしい気質をしています。

飼育ポイントは適度な距離感。
ベタベタするというよりも適度な関係で過ごしたい方との相性が抜群で、一人暮らしの方でも問題なく飼うことができます。

※密接な関係でずっと一緒にいたいという方にはスコティッシュフォールドがおすすめです。

前述のとおり、賢く繊細なところがあるので、正しい接し方、叱り方を理解しているような、猫の飼育経験のある方におすすめの猫種でもあります。

7位 ラグドール


ラグドールはふわふわした被毛とブルーの瞳が特徴的なとても美しい猫です。
英語で「ぬいぐるみ」を意味するラグドールは、その名前の通りおっとり穏やか。

その落ち着いた性格は、「性格が大人しい」に当てはまり、イタズラも比較的少なく飼いやすい猫といえます。
他の動物とも上手に接することができるので、多頭飼いや他のペットがいても安心して飼うことができます。

また、動きものんびりとして走り回ることが少ないため、大型の猫ですがマンションやアパートでも問題ありません。

人懐っこく飼い主にはとても従順でしつけもしやすいため、初めて猫を飼う方にも人気です。
他の猫が苦手なことが多い抱っこもラグドールは大好きなので、ゆっくりと猫と触れ合いたい方におすすめです。

ふわふわとした長い被毛は長毛ながらもつれにくく、毛玉ができにくい特徴があるのですが、美しさを保つためのブラッシングは必要になるため、こまめにお手入れをしてあげてください。

ラグドールの飼育で気を付けたいこと


ラグドールは猫としては大型に分類され、身体は大きく骨格はがっしりとしています。
多少の個体差はありますが、大きい子になると、8kgを超えることがあり、非力な女性やお年寄りは時に苦労することがあります。

また、このラグドールは他の猫と比べて成長の速度が遅く、完全な体つきと毛色になるまでに3~4年とかかるといわれています。

その期間は、筋肉質な体つきと美しい被毛をつくるために、食事に気を付けなければならず、高タンパク質で栄養素の高いキャットフードをしっかり選んで与える必要があります。

大きな身体は少しどんくさい一面があるので、キャットタワーを用意する際には、土台がしっかりとしていてあまり高さのないものを設置するといいでしょう。

寂しがりやで一人でいることが少し苦手なので、お留守番が多いご家庭にはあまり向きません。
お留守番が出来ないわけではありませんが、お家に人がいる時間が多いご家庭の方がおすすめといえます。

ラグドールはこんな人にオススメ

・単身者以外
・大きい猫が好き
・マンション住まい
・猫と沢山、触れあいたい
・大人しい子がいい
・餌の調整ができる

犬とは違い、5kg程度の品種が多い猫にあって、このラグドールの大きさは、それだけで貴重ですし大きな魅力でもあります。
抜群の存在感でペットというよりもパートナーといった存在でいてくれます。

大きさを感じるのも病院などへのお出掛けの時ぐらいで、落ち着いた性格というのも手伝って、普段はそこまで負担に感じることはありません。

大型の猫といえば、他にもノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン等がいますが、飼いやすさという意味では、このラグドールが最も優れています。

8位 バーミーズ


バーミーズはサテンのようなつややかな手触りと、輝くゴールドの瞳が神秘的な印象の猫です。
全体的にまるい体つきはふわっとやわらかい印象ですが、実は筋肉質のため動きは俊敏です。

意思表示をしっかりしてくるバーミーズはおしゃべり好きな猫としても有名で、飼い主さんにミャウミャウたくさん話しかけてくるかわいい一面も。

人が大好きで飼い主さんといることを好み、とても甘えっ子タイプの猫です。
また、他のペットとも上手に付き合うことができるため、お子さまのいるご家庭や既に猫を飼われているご家庭にもおすすめです。

バーミーズはオスで5㎏、メスで4㎏ほどと身体が小く、集合住宅やワンルームでもストレスなく飼うことができます。

順応性が高く、環境の変化にも強いため、お引越しや模様替えも問題なく行うことができます。
遊ぶことが大好きなので、キャットタワーやおもちゃなどを用意してたくさん遊んであげてください。

バーミーズの飼育で気を付けたいこと


バーミーズは活発な性格のため運動量を必要とします。

しかし、遊べるスペースを確保してあげれば一人でも上手に遊んでくれるため、それほど苦労することがなく飼うことができるでしょう。

また、筋肉質な体を保つためには、運動量や体型を見ながら高タンパク質なキャットフードを選んであげるといいでしょう。

寒さを苦手としているので、温度管理が必要になります。
適切な温度を保って快適な環境を整えてあげるよう心がけましょう。

また、愛情深く飼い主さんと一緒にいる時間を求める性格をしています。
そばにいることで安心を得るバーミーズは、一人でのお留守番が苦手です。

他の猫に対しても懐っこい性格をしているので、不在がちになるご家庭の場合には、思い切って2匹以上の多頭飼いをおすすめします。

バーミーズはこんな人にオススメ

・単身者以外
・お子さんがいる家庭
・戸建て住まい
・元気で活発な子がいい
・餌の調整が苦にならない

9位 メインクーン


メインクーンは猫の中でも最大の大きさを誇り、10㎏を超える子もいるほどの大型の猫です。
筋肉質で大きな身体と、しっかりとした骨格は「身体が丈夫」にあてはまるといえます。

長毛でふさふさとした大きな尻尾と、「リンクスティップ」と呼ばれる耳の先端に生えている飾り毛が、
大型ながらぬいぐるみのようなかわいらしい印象を与えてくれます。

身体はとても大きいですが「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」と呼ばれるほど温厚で落ち着いているため、「性格が大人しい」の条件にも当てはまります。

メインクーンは人懐っこく飼い主さんのそばに居ることを好みます。
どちらかというとオスの方がより甘えっ子になる傾向があり、信頼する相手と対等でありたいという気質から飼い主さんのいいパートナーになってくれるでしょう。

協調性が高いので、人との生活環境にも上手に順応し、お子さまや犬がいるご家庭でも問題なく飼うことができます。
頭がいいのでしつけも覚えやすく、扉を開けるなど飼い主さんの行動を真似しようとするメインクーンの姿が多く見られます。

メインクーンの飼育で気を付けたいこと


大きなメインクーンは、身体が成長しきるまでに約4年かかるといわれています。
そのため、健康的な身体づくりのために、日ごろから適度な運動と、高タンパク質な食事を心掛けましょう。

また、身体が大きいため、トイレやハウスなどの猫用品は大きいサイズのものを用意してあげなければいけません。
そのため、大きな用品を置く場所と運動できるスペースをある程度確保できる広さのお家の方が、飼い主、猫ともに快適に過ごせる環境といえます。

キャットタワーは、メインクーンが乗っても倒れないよう土台がしっかりとしたものを選び、マンションなどでは下の階に飛び降りる音が響かないよう、マットやカーペットを敷くなどの対策が必要です。

ネズミ捕りをしていた歴史を持つメインクーンは獲物を捕まえることが大好きです。
本能を刺激するようなおもちゃを用意して、お留守番の際でも一人で遊べるようにしてあげましょう。

ふわふわ被毛はやわらかく毛玉ができやすいので、子猫の頃からお手入れに慣れさせ、ブラッシングはこまめに行うようにしてください。

メインクーンはこんな人にオススメ

・大きい猫が好き
・お子さんがいる家庭
・猫と沢山、触れあいたい
・大人しい子がいい
・被毛のケアが苦にならない
・餌の調整が苦にならない

同じ大型の猫でも、ラグドールと似た部分が沢山あります。
体は大きく、落ち着いていてパートナーのような存在でいてくれます。

成長過程の期間が非常に長いので、その間の餌の調整、さらには被毛のケアが飼育のポイントとなります。

10位 ノルウェージャンフォレストキャット


ノルウェージャンフォレストキャットは、ネズミ退治などのために農場で飼われていた歴史があるため、身体は大きいですがとても俊敏で活発です。

その身体はノルウェーの寒さに耐えられるよう長くふわふわとした被毛で覆われており、身体と同じくらい長く大きな尻尾が特徴です。

性格が大人しく、温厚で飼い主さんを信頼するとても甘えん坊な一面を見せてくれます。

人懐っこく社交的ですが、ロシアンブルー同様、過度なコミュニケーションは少し苦手なため、
構いすぎには注意し、一人で遊んでいる時はそっと遠くから見守ってあげるぐらいが良いかもしれません。

活発で遊び好きなので、ある程度の広さがあるご家庭での飼育がおすすめです。
また、高いところがとても好きなので、キャットタワーを用意してあげると喜んで使ってくれるでしょう。

ノルウェージャンフォレストキャットの飼育で気を付けたいこと


ノルウェージャンフォレストキャットは寒さから身を守るために被毛全体が薄い皮脂で覆われているため、
定期的なシャンプーが必要になります。

お手入れを怠ると、皮脂がべたつき皮膚の病気になりやすくなるため、子猫の時からシャンプーやお手入れに慣れさせておくようにしましょう。

また、ふわふわの長毛はダブルコートで換毛期には抜け毛が増えます。
加えて、皮脂のせいで毛玉ができやすいため、ブラッシングは日常的にこまめに行うようにしてください。

好奇心旺盛な一面があるので、気になるものを見つけるとつい手を出してしまう傾向があります。
ノルウェージャン・フォレストキャットの行動範囲内には、危ないものを置かないよう注意が必要です。

ノルウェージャン・フォレストキャットはこんな人にオススメ

・単身者以外
・大きい猫が好き
・適度な関係でいたい
・戸建て住まい
・被毛のケアが苦にならない
・猫のペースに合わせられる
・寒い地域に住んでいる

大型の猫という意味ではラグドールと同じですが、それ以外の部分は大きく異なります。

甘えん坊なラグドールに対し、このノルウェージャン・フォレストキャットは近すぎる関係は好まないので、
ロシアンブルー同様、適度な関係でいたい方におすすめです。

また、活動量が多いので、ある程度の部屋の広さが必要になりますし、長毛のダブルコートなので日頃のケアも必要になってきます。
これまで紹介してきた上位の猫と比べると、飼いやすさという意味で難易度は少し上がります。

まとめ

飼いやすい猫の条件と、総合的に飼いやすい猫の種類をランキング形式で見てきました。

飼いやすい猫の条件
・性格が大人しい
・自立している
・鳴き声が穏やか
・身体が丈夫
・抜け毛が少ない
・身体が小さめ
飼いやすい猫の種類ランキング
1位 スコティッシュフォールド
2位 アメリカンショートヘアー
3位 マンチカン
4位 混血種(ミックス)・雑種
5位 ブリティッシュショートヘアー
6位 ロシアンブルー
7位 ラグドール
8位 バーミーズ
9位 メインクーン
10位 ノルウェイジャンフォレストキャット

個体差はありますが、基本的にこれらの品種は飼いやすく、多くの家庭で飼われている種類でもあります。
猫選びの参考にしてください。

追記:
絶対に猫選びに失敗したくない方へ

ランキングを見て、

「それならば1位のスコティシュフォールドを飼おう」

と思う方もいるかもしれませんが、それだけで選ぶと逆に苦労することもあります。

実際、お店のお客さんで、飼いやすい猫ということでアメリカンショートヘアーを選んだ方がいるのですが、留守中の走り回る音で、マンションの下の階の住人とトラブルになったという方がおられました。

飼いやすい猫を探すにあたって最も重要なのは、

飼い主になるであろう、あなたの住環境に適した猫を選ぶ

ということです。

何を重視するかは各家庭で違いますから。

今回、飼いやすい猫種を総合的に見て紹介しましたが、人によって飼いやすいと感じる基準は微妙に異なりますし、当然、選ぶべき子も変わってきます。

なので、「猫選びで絶対に失敗したくない」という方は下記の記事も併せてご覧ください。

関連記事:飼いやすい猫とはどんな猫?初心者、一人暮らしにオススメの種類はこれ!

それぞれの飼いやすさの条件の詳細ならびに、該当する種類をピックアップして紹介しているので、より自身の環境と照らし合わせることができるかと思います。

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