猫種

大人しい猫種5選~購入前の見分け方、チェックしたいポイントは4つ

これから猫を飼うにあたって、飼いやすい猫を探しているという方も多いかと思います。

では飼いやすい猫とは一体どんな猫なのでしょうか。

飼いやすさのポイントといってもいくつもありますが、特に重要になってくるのが大人しい子です。

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この記事を書いている私、ひなは、長年ペットショップで働き、沢山の猫ちゃんと触れ合ってきたのですが、今回はこれらの経験を元に、大人しい猫の特徴や見分け方と大人しい猫の品種を紹介していきたいと思います。

初めて猫を飼う方、集合住宅やマンションで猫を飼おうと考えている方は参考にしてください。

大人しい猫の品種をすぐに知りたいという方はこちらを押すと記事の後半に飛びます。


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大人しい猫は飼いやすい?

大人しい猫とやんちゃな猫、どちらが飼育が楽か?

冒頭でも少し触れましたが、断然、大人しい猫の方が飼いやすいです。
これは間違いありません。

活発な子だと、日中、常に動き回っていたり、鳴き続けることで飼い主に負担がかかりますし、時に近隣住人とトラブルに発展することもあります。

しつけで改善できればいいのですが、犬とは違い、猫というのは人間が発する言葉をあいまいにしか理解できないため、完璧なしつけというのは難しくなっています。

根気よくしつけることで、ある程度の改善は見られますが、

完全に改善するのが難しい以上、特に初心者さん、初めて猫を飼う方は、最初から「大人しい猫」を選ぶべきですし、その方がお互いが幸せな日々を送ることができます。

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下記では飼いやすい猫種にスポットを当てて紹介しているのですが、全てが大人しい種類とされています。

関連記事:飼いやすい猫の種類ランキング~初心者、一人暮らしでも飼えます

大人しい猫の見分け方

まずは大人しい子の見分け方を知っておきましょう。

選ぶ上で重要になるのは性別、身体のサイズ、被毛、そして品種です。

順に見ていきます。

性別はメスを選ぶ

他の動物同様、猫に関してもメスの方が比較的、大人しいとされています。

飼いやすさという面で見れば、オスとメスそれぞれに良い部分、そうでない部分がありますが、大人しさという部分を切り取ると断然、メスになります。

まず、メス猫の方が神経質でツンデレ気質がありますが、基本的にクールで落ち着いています。

一方、オスは好奇心旺盛でやんちゃな部分が強いですし、発情期になると特に顕著で、飼い主を困らせることもしばしば。

去勢すれば穏やかになる傾向がありますが、大人しい猫を探すならば、この性別というのは最初に頭に入れておいてほしいところです。

大型種

小型種に比べると、大型種の方が穏やかな子が多いです。
見た目のとおり、どっしりと落ち着いて、猫らしい印象が強いのも大型種ならではですね。

大型種は個人的に非常におすすめしたいです。

その理由はというと、猫の場合、大型種であってもせいぜい10kg程度。
犬と比べて大差はありません。

犬のように、鳴き声のボリュームが体の大きさに比例するわけではないですし、子猫の時期が終わりさえすれば、部屋中を走り回ることも、さほどありません。

身体が大きいからといって苦労することはそこまでないんですね。

大半が長毛種が故の抜け毛の多さ、病院などに連れていく際に、身体の大きさや重量がネックになりますが、それ以上に魅力は沢山あります。

関連記事:大型の猫の魅力と代表種を紹介します~飼育は本当に難しい?

長毛種

猫の場合、短毛種に比べ、長毛種の方が大人しいとされています。

猫というのは被毛が短いのが本来の姿で、野生の猫も大半は毛が短いですよね。

それに対して、長毛種はブリーディング上、人間の手が掛かっているのですが、そのような猫は野生の血が薄まり、人と適応できるような性質に落ち着いています。

抜け毛の処理や日々の手入れなど、飼育していく上で長毛種ならではの面倒さがあるのですが、そこさえ問題なければ、長毛種を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

被毛の長さほどではありませんが、毛の色が黒、グレーだと、おとなしい子が多いとされています。

飼う前に確認

おとなしい猫かどうか、飼う前に確認するという方法もあります。

個人的に重要視してもらいたいのが「抱っこされるのを嫌がらないかどうか」です。

これまで沢山の子猫を見てきましたが、おとなしい子というのは基本的に抱っこを嫌がりません。

逆に抱っこしようとしても嫌がったり逃げ出す子の場合、性質的にやんちゃな部分があったり、落ち着きのない子が多いです。

他には一人で遊べている子もいいですね。
ケース内の他の猫ちゃんにいたずらをしかけたり、身の回りの物に見境もなく食いつく子はおとなしい子とはかけ離れています。

ペットショップや里親の譲渡会などで、気になる子がいれば触れさせてもらい、チェックしてみてください。

猫というのは成長していくにつれて性格が落ち着いていくものですが、子猫の時期から大人しい子というのは、間違った飼い方さえしなければ、性質において苦労することはほとんどありません。

大人しい猫の種類5選

性別、身体の大きさ、被毛の長さなども性質に関係するのですが、大人しい子を探すとなると、品種で選ぶのが最も確実です。

下記では大人しい猫の種類を5つ紹介していきたいと思います。

上記では大型種、長毛種が大人しい子が多いと紹介しましたが、下記でピックアップしている猫種もそれらに該当する子が多くなっています。

ラグドール

大人しい猫をお探すにあたって、数多くの品種の中でも最もおすすめしたいのがラグドールです。

その名の由来の通り「ぬいぐるみ」のように抱かれる事を好み、抱かれると飼い主に身を預ける事から「抱き猫」とも呼ばれています。

誕生は1960年代のアメリカはカリフォルニア州。
ペルシャ系の猫とバーマンの掛け合わせで誕生し、その後も改良が繰り返され、穏やかで優しい性質が保たれた人気の猫種でもあります。

また鳴き声も柔らかく、容姿に似合った可愛らしい声をしています。
頻繁に鳴く事は非常に少なく、甘えたい時に呼ぶ程度なので気にならないでしょう。

性格は非常におっとりとしており、落ち着いています。

温厚で闘争心や狩猟本能が少ない為、初対面でも、爪を立てたり噛み付く事も殆どないので、小さなお子さんがいる家庭でもお迎えしやすい猫です。

ラグドールの大人しさは遊びの場面でも見られます。
遊び方もとても穏やかで、寝っ転がって手先だけで遊ぶ様な可愛らしい姿もみられます。

成猫になると、10kgを超えてくることもありますが、活動量が少なく激しい遊びを好みません。
部屋中を駆け回り騒ぐ事も殆どないでしょう。

飼い主の膝の上でゆったりと過ごしたり、お気に入りの場所でくつろいだりと飼い主に寄り添い安らぎを与えてくれます。

ラグドールのような大型の猫というのは、時に飼育が難しいとされることがありますが、決してそんなことはありません。

確かに病院など、外に連れ出す際に、大変に感じるかもしれませんが、大型の品種というのは穏やかな気質の子が多い傾向があります。

身体が大きいが故のデメリットよりも、その気質による飼いやすさが勝るという声は度々、聞かれます。

飼いやすい猫をお探しの際も、候補に入れていただきたいところではあります。

関連記事:大型の猫の魅力と代表種を紹介します~飼育は本当に難しい?

ロシアンブルー

今回、紹介している品種の中では、やや毛並みが異なるロシアンブルー。

短毛の猫の中では珍しく大人しい猫で「ロシアの貴族の猫の子孫」と言われるにふさわしい気品と上品さを持ち合わせています。

短毛種で大人しい猫をお迎えしたいなら、ロシアンブルーがぴったりでしょう。

別名「ボイスレスキャット」と呼ばれている通り、とにかくもの静かで落ち着いています。
近隣に鳴き声などを気にする様な事は少ないので、マンション、アパートなどの一人暮らしの方や、猫と穏やかに過ごしたい老夫婦の方にもぴったりの猫です。

性格は知的で愛情深く、犬の様に従順な一面があります。
忠実心が強く飼い主に対しては絶対的な信頼を寄せてくれます。

心を許すと穏やかで人懐こい姿を見せる反面、初めて会う人や来客に対しては人見知りで、物陰に隠れたり姿を見せないなど、内向的でシャイな所があります。

また、独立心が強い一面も持ち合わせています。

留守番中も大人しく一人遊びをしたり、落ち着ける場所で寝て過ごす事が多いので、留守にされることが多い方でもお迎えしやすいでしょう。

関連記事:ロシアンブルーは飼いやすい?魅力は大人しい性格と美しい被毛にあります

ペルシャ

ペルシャは人為的に作られた猫の中では最も歴史が古く「猫の王様」らしく優雅な振る舞いも大人しい猫とされる理由の一つです。

見た目のイメージそのままに鳴き声も小さく、どこか上品さもあります。

他の品種同様、子猫のうちは遊び好きで、様々な物に興味を示すなど、オモチャを使って無邪気によく遊びます。

しかし成猫となったペルシャ猫は特段に落ち着きを持ち、動きもゆったりとしなやかで、単独で静かに過ごすのを好むようになります。

この頃になるとオモチャを使った激しい遊びや、抱っこなどの積極的なスキンシップよりもそっと飼い主のそばにいて、程よく甘える様な、程良い距離感を保ってくれるでしょう。

また受け身な性格なので、他の猫や飼い主以外の人間に対しても攻撃的になる事は少ないのですが、神経質な気質もある為、ペルシャ猫自身がストレスにならない様に注意が必要です。

カラーバリエーションも豊富なペルシャ猫はカラーによっても性格の傾向に違いが見られ、シルバー(ペルシャ・チンチラ)やゴールデンはデリケートで神経質、タビーは明るく陽気な性格が多い傾向があります。

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドはスコットランドで1994年に人為的に誕生し、猫の中でも比較的歴史の浅い品種です。

突然変異で生まれた耳の折れた猫をブリティッシュやアメリカンショートヘアなどを何度も掛け合わせ、品種と公認された新種の猫に当たります。

サイズは平均的な大きさで、被毛は長毛からセミロング、短毛まで様々です。
サイズ、大人しい性格ともに大変飼いやすく初めて猫を飼育する方にもお勧めの品種です。

性格は社交的で好奇心が強く新しい環境にもすぐに慣れてくれるので、家族や同居猫とも仲良く暮らすことが出来きるでしょう。

また、人懐こく甘えん坊な為、遊び好きなのも特徴の一つとしてあげられますが、運動量自体は少ないので、室内での適度な遊びの中で十分にエネルギーを発散することが出来きます。

オモチャなどを使って一緒に遊ぶ事で、甘えたい気持ちと運動エネルギーを満たしてあげれば、いたずら遊びや、無駄に騒いだりする事は少ないでしょう。

メインクーン

ご紹介する大人しい猫の品種の中で最大の大型種となるメインクーン。

その大きさはギネスにも登録されており、「ジェントル・ジャイアント」とも呼ばれています。
存在感がある大人しい猫をお迎えしたい方におすすめの品種です。

メインクーンの原産はアメリカのニューグランド州で、アメリカ最古の歴史のある品種です。

1960年に農夫たちが開催した最古のキャットショーにも登場しました。
農場では狩猟能力の高さから鼠取りなどの仕事をこなし、人間と深く長い付き合いをしてきた猫でもあります。

性格は発祥の地である農場の猫らしく、おおらかで優しい性格をしています。
その寛大な性格は適応能力も高く、さまざまな環境に順応し、来客などにも取り乱す事なく堂々と落ち着いています。

また気まぐれな一面もあり、大きな身体がすっぽりと入る自分のお気に入りの場所を見つけては「どこでも寝てしまう」という猫らしい行動も見られます。

まとめ

今回は大人しい猫を選ぶ際の見分け方と大人しい猫種について紹介してきました。

見分け方

・性別
・被毛
・身体の大きさ

これらに加えて、購入前に確認しておくというのも一つの手段ですが、何より信頼性が高いのが品種です。

大人しい猫種

・ラグドール
・ロシアンブルー
・ペルシャ猫
・スコティッシュフォールド
・メインクーン

猫というのは古くから人間と関わり続けてきました。

その過程で様々な品種が誕生してきたわけですが、育種上、どの猫が関わってきたか、さらにはブリーディングの歴史によって品種ごとの性質がある程度、定まっています。

Aの品種は大人しくて飼いやすい

逆に、

Bの品種は野生の血が色濃く残っていて気難しい

等ですね。

当然、個体差はあります。

しかし、大人しい猫というのは、ある程度はっきりしているので、猫選びの際は是非とも品種から選んでみてください。

理想的な猫選びができますように。

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